常識を手放すのは、ほんまに難しいことです。
それが正しかったと思って生きてきたからこそ、簡単には捨てられません。
でも、それをそのまま、
今を生きる子どもたちに押しつけるのは、もうやめようと思いました。
私たちの時代は、
「貯金は正義」「保険はお守り」「結婚は早いうちに」
そんな価値観の中で育ちました。
バブルの時代、金利も高く、銀行に預けていればお金が増えた。
投資といえば一部の金持ちがギャンブル感覚でやるもので、
私たち一般庶民には縁のない世界やと思ってたんです。
けれど今は、時代が変わりました。
YouTubeで耳にした一言が、私の中の“当たり前”を揺るがしました。
「保険はぼったくり。投資信託のほうがよっぽどマシ」
初めは怒りさえ湧きました。
ずっと信じてきた価値観を頭ごなしに否定されたようで。
でもその言葉が、どこかで引っかかったんです。
「ほんまに、このままでええんかな?」
そこから私は、少しずつ学び始めました。
NISAのこと、インフレのこと、今の社会制度のこと…。
時間はかかったけれど、
「昔の常識は、今の時代では通用しないこともある」
という事実を、ようやく受け入れられるようになりました。
そして、もう一つ気づいたことがあります。
それは、
私たちの常識は、当時の暮らしがあったからこそ成り立っていた
ということ。
金利も、物価も、社会制度も、時代も、
全部違う。
にもかかわらず、
その30年前の常識を持って、
今の時代を生きる子どもたちに「こうあるべきや」と伝えてしまったら…。
それは、まるで古びた地図で、
新しい町を歩かせるようなものやと思いました。
子どもたちは、情報の中で生きてます。
彼らなりに、正しく選んで、考えて、悩んでいます。
私たち以上に、ちゃんと生きてる。
だからもう、「教える母」じゃなくて、「信じる母」でいたい。
何も教えられなくてもいい。
でも、信じて見守ることだけは、私たち母にしかできません。
あなたが育てた子どもは、
きっと大丈夫です。
信じて、任せてみませんか?
今日も読んでくれてありがとう♡
あなたに “ええこと” がありますように♪
いつもあなたの側に…
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